子供のスキーサポートで貴重な経験をした!

先日、幼稚園に通う子供のスキーのサポートボランティアに行ってきた。

内容は6人1組の子供のグループ(年長)の引率である。

1名の先生が先頭に立って、スキーの指導を行う。おおよそ1列で連なって滑っていくわけであるが、その最後尾から子供を見守るのが私の主な役割である。

中には転ぶ子もいるし、動けなくなる子もいる。

転んだら「雪面に背中をつけて、両足を同じ方向にむけて、そのまま前に体重をかけて立ち上がる」と説明する。しかし、子供は転んだだけで、身体も心もダメージを受け、さらに集団から置いて行かれているわけだからますます焦って、動けなくなる。ああ、こんな寒い中可愛そうになあとか思いつつ。

スキーがあらぬ方向に向いて、私のスキーと交差したりすると、こちらも訳が分からなくなり、泣きたくなる。

 

スキーの先生はある程度、自分で立つことを求めるが、私にとってはヒョイと持ち上げてスキーの方向を正してやるほうが簡単だ。

ある程度見守るべきか、優しく手を差し伸べるべきか、これって普段の子育てにつながるなあと考えてしまいました。

 

あとは、わたし最近は集団でビシッとする規律を求められるのが非常に嫌なんだよな。

軍隊みたいでそういうのが大嫌い。何なら学校とか校則も好きじゃない。となりで自衛隊の人たちも数十人で迷彩服を着てスキー訓練していたな。

でも、スキーを滑っていて、ふらふらと列からはみ出ていく元気な子を見ていると、この雪山でコースから外れて他人と接触したり、崖から落ちたりしたら大変だ。

やっぱりある程度は、隊列を組むとか、先生の言うことを聞くというのはしょうがないのかなと思っちゃいました。

 

いずれにせよ、子供と同じ年代の他の子と真剣に向き合う機会なんてないから、とても良い経験ができました。感謝