吉田昌郎さんこの方がいなければ、福島第一原発はどうなっていたことか。
極限の状態で、そこにい続け、指揮をとるとは、並大抵の心ではできない。
感動したのはエピローグ
伊沢が自分の住んでいた地区40人あまりが集まる会に顔を出す場面だ。
世話役が皆に励ましの言葉をかけたあと「実は今日、もう知っている人がいると思いますが、郁夫ちゃんが来てくれているんだ・・・・」
「郁夫ちゃんは頑張ってくれたんだ、最後まで・・・」「皆さん・・・最後まで頑張ってくれた郁夫ちゃんにどうか拍手をしてあげてください」
次の瞬間、拍手が沸き起こった。大きな拍手だった。
涙なくしては読めなかったです。良い本でした。