映画「家族を想うとき」2019 英国

ケン・ローチ監督

 

不況で家を売り、賃貸暮らし。家を買うために働かなければならないというところから映画はスタートする。とにかく仕事がほしい

 

父はトラックドライバーで14時間勤務、ただしその仕事はフランチャイズ契約である。

自分が休むときはかわりをみつける。2分離れるとわかる仕組み。トイレはペットボトル!昼ごはんは忙しすぎてなし!

仕事で使用するトラックは自費で買わなければならず、唯一の車を売ってしまう。

 

母は介護士で7:30-21:00まで勤務。1日6件、マイカーを売ったために移動はバス。急な呼び出しもある。

 

子供は

兄  親の仕事が忙しくてグレる、学校での問題、万引、暴力、親殴る

妹  家庭が壊れたのは父のせいだ!配達のトラックのキーを隠してしまう。その気持ちわかる。泣けてくる。

 

貧困の生活が痛いほど描かれていた。

 

自分の生活を見直しても、遠からずこういったことが思い起こされる。

仕事に引きずられるあまり、家族との関係がおろそかになる。人生って一体何なんだ。

気をつけなければならない。